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ベトナムの工場が鋳造品のJISマーク認証を取得

2020.04.20
株式会社 荏原製作所

JISマーク認証書 
ステンレス製インペラ

荏原製作所(以下: 荏原)の海外グループ会社 Ebara Vietnam Pump Company Limited*1 (以下: EVPC)は、日本の市場で要求される高い製品基準を満たすため、一般財団法人 日本品質保証機構(JQA)による鋳造を対象としたJISマーク*2認証審査に合格し、「JIS G 5121」、「JIS G 5502」の認証を取得いたしました。

1.背景と狙い
 EVPCは、ベトナム北部 ハイズン省(首都ハノイより東に約50km)に本社および工場を構え、カスタムポンプの製造・販売および標準ポンプのベトナム国内への輸入販売を行っています。主力事業として、海外の市場に向けたカスタムポンプの二相ステンレスインペラなどの高難易度の鋳造品を生産しています。このたびEVPCの製品が日本の市場で要求される高い製品基準を満たす認証を得たことで、信頼性と高品質を強みにグローバル市場での拡販に一層力を入れてまいります。

2.概要
 認証取得にあたっては、「工場審査」「17025調査*3」「製品試験」の3つの審査が行われます。
 今回、以下の範囲で認証を取得しました。

規格番号 名称
種類
JIS G 5121 ステンレス鋼鋳鋼品 SCS1、SCS2、SCS5、SCS6、SCS13、SCS14、SCS16
JIS G 5502 球状黒鉛鋳鉄品 FCD400-15、FCD450-10、FCD500-7

3. 当社の今後の展開
 ベトナム経済は、アジアの中でも中国に次ぐ有望な市場として堅調な成長を続けており、ポンプ市場の需要も安定した環境にあります。EVPCは、荏原の長期ビジョン「E-Vision2030」で掲げるグローバル市場での地域別戦略に沿って、農業やインフラ分野を含む産業分野全般を強化し、東南アジア全体におけるEBARAブランドの地位をさらに確固たるものにしていきます。本認証で得た経験を活かし、今後も品質の向上と売上拡大に努め、安心・安全な社会インフラの構築と人々の暮らしの向上に貢献していきます。

荏原グループは、SDGsをはじめとする社会課題の解決に事業を通じて持続的に貢献し、社会・環境価値と経済価値を同時に向上させてまいります。

進化する豊かな生活づくりへの貢献

*1: Ebara Vietnam Pump Company Limited
1995年にHai Duong Pump Manufacturing Joint-Stock Companyとのジョイントベンチャーとして、エバラベトナム・ハイズン有限会社(EHD)を設立。その後、2011年に荏原が100%子会社化、2012年よりエバラベトナム・ポンプ有限会社(EVPC)に名称を変更し、現在に至る。

*2: JISマーク
日本産業規格に適合した製品に付与されるマーク。産業標準化法に基づき、国に登録された機関である登録認証機関から認証を受けた事業者だけが、認証を受けた工業製品などに対して表示することが可能。

*3: 17025調査
試験場所がJIS Q 17025(試験所および校正機関の能力に関する一般要求事項)の該当部分を満足する能力を保有しているかを調べる検査。