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福岡市 箱崎ポンプ場にメンテナンス性に優れた楽々点検ポンプを納入

2020年7月21日

楽々点検ポンプ(立軸斜流ポンプ)1650VZGT 型※1

 荏原製作所(以下:荏原)は、福岡県福岡市発注の箱崎ポンプ場に、福岡市では初の採用となる「楽々点検ポンプ」を納入しました。

1.背景
 福岡市では1999年に発生した大規模な浸水被害を受け、「雨水整備Doプラン」を策定し、重点である59地区で排水施設などの整備を進めています。今回荏原がポンプ設備を納入した箱崎ポンプ場は、重点地区の一つである箱崎地区の浸水被害軽減を目的に2020年4月に建設されました。

2.概要
 インフラ設備として大きな役割を担うポンプ場は、確実な起動と安定した運転が求められているため、長期に渡り適切な維持管理が必要不可欠です。今回納入したポンプは、重要な構成部品の一つである水中軸受けがインペラ下部に設けられた新形状です。これにより、点検の度に毎回ポンプを地上に引き上げる作業や、ポンプを分解して軸受けを交換する作業が不要になりました。クレーンなどの重機を必要とせず、維持管理作業の時間も短縮され、維持管理費用の大幅な低減を実現します。なお、今回のポンプ据付工事では荏原を中心とした最大6社の工事が進行していました。効率的な現場管理と施工品質の高さが評価され、お客さまより工事成績優良業者として表彰をいただいています。

ポンプ諸元(概要) 立軸斜流ポンプ 1650VZGT 型
Φ1650 mm × 436 m3/m ✕2.9 m
駆動方式 :横軸 2 軸式ガスタービン
3 台
受注金額 ¥1,013,264,000(税抜)
所在地 福岡市箱崎区箱崎ふ頭 1-15-2
工期 2017年6月16 日~2020年2月28 日

3.今後の展開
 荏原が掲げる長期ビジョン「E-Vision2030」では、「地球にやさしい社会、安全・安心に過ごせる社会インフラ、水や食べるものに困らない世界」を支え、「持続可能な社会づくりへの貢献」を目指しています。荏原の社会システム事業では排水能力を向上させたポンプの開発や、メンテナンスが容易な設備やサービスの提供を通じて、社会インフラの強靭化を支えてまいります。

荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいて ESG重要課題に取り組むことで、 持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。

※1 :「○○○型」の表示は当社の機種記号です。