株主・投資家情報

社長メッセージ

代表執行役社長
浅見 正男

 荏原グループは、1912年にポンプメーカーとして創業して以来、社会のニーズを捉えた製品を開発、製造、販売することで事業を拡大し、世界中で生活や産業に必要な様々な流体を送り続け、社会や地球環境の維持、改善に貢献してきました。

 その後、環境プラント事業に参入し、1985年には精密・電子事業を立ち上げました。いずれも荏原グループが培ってきた技術力をベースに、新たなチャレンジを行うことで築き上げた事業です。事業の発展にともない、当社がカバーする領域と地域も、製品からサービス&サポートへ、生産は日本から世界各地へ拡大してきました。

前中期経営計画「E-Plan2019」の総括

 2017年度から2019年度までの中期経営計画「E-Plan2019」 は、計画期間完了時に「世界規模で事業展開し成長する産業機械メーカ」へと更なる発展を目指すために、全事業の収益性を徹底的に改善することを目標とし、『成長への飽くなき挑戦』を実践する期間と位置づけ、各事業において施策を遂行してきました。

 しかし、目標とする経営指標については未達に終わりました。要因としては、主に石油・ガス市場の見通しの甘さと収益基盤を強化するための事業構造の変革が不十分だったと認識しており、引き続き取り組んでいく課題です。成長投資については、ほぼ計画通り実行しましたが、効果は2020年以降となる見通しです。一方で、株主還元は、当社初の自社株買いを行うなどして連結総還元性向の目標を大きく上回りました。また、ESG経営についてはガバナンスの更なる強化などに取り組みました。

長期ビジョン「E-Vision2030」と中期経営計画「E-Plan2022」の策定

 近年、事業環境が見通しにくい中、当社が今後100年も更なる成長をし続けるためには、短中期を超えた将来のありたい姿の明確化と、その実現を目指した方針と戦略が不可欠と考え、10年後の長期ビジョン「E-Vision2030」を策定しました。長期ビジョンは「技術で、熱く、世界を支える」 をスローガンとし、「今後10年間、ESG経営やSDGsへの寄与を通じて持続的に社会に貢献し、社会・環境価値と経済価値を同時に向上させていくことで企業価値向上をさせ、グローバルエクセレントカンパニーを目指す」ものです。

 そして、各事業が10年先を見据えたありたい姿「E-Vision2030」からのバックキャストと、前中計E-Plan2019の振り返りから明確になった解決すべき課題への対応をもとに、新しい中期経営計画E-Plan2022を策定し、2020年からの3年間を「更なる成長に向けた筋肉質化」の段階と位置づけました。

 長期ビジョン「E-Vision2030」と中期経営計画「E-Plan2022」の詳細については、以下の資料をご参照ください。

長期ビジョン及び中期経営計画策定のお知らせ
長期ビジョン「E-Vision2030」中期経営計画「E-Plan2022」説明会資料

 E-Vision2030の最初のステージであるこの3年間では、「更なる成長に向けた筋肉質化」をテーマに各施策を着実に進め、次の成長のステージにつなげていきます。今後も、「熱と誠」の精神で、技術力と信頼性を強みに、社会課題の解決に貢献すべく新たな課題に挑戦し続け、技術で、熱く、世界を支えていきます。