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荏原湘南スポーツセンター
テニスアカデミーインタビュー
プロテニス選手育成インタビュー

荏原湘南スポーツセンター(SSC)の設立と目的

荏原SSCは1983年10月、荏原製作所グループの一つとして神奈川県藤沢市に設立された。その目的は、スポーツ文化事業を通じて「人間の精神的・肉体的健康」に寄与すること。テニス愛好家だった荏原製作所の第5代社長・畠山清二(1922~1988年)が、“世界で活躍できるテニス選手の育成”および“東洋一のテニス施設”を目指して創設した。
数あるスポーツの中でテニスが選ばれた理由は3つ。

①国際的に高い評価を受けているスポーツである
②競技人口がサッカーに次いで世界第2位である
③世界中どこでも社交で役立つ競技である

現在、藤沢本校ではインドアコート14面、アウトドアコート12面の計26面を有している。藤沢本校以外に小田原校、茅ケ崎校がある。
湘南地域最大の民間テニスクラブとして、地域の人々に利用される他、質の高い指導ができるコーチ陣を多数揃え、世界に通じるトップ選手の育成を行っている。

テニスアカデミー紹介プロ選手を育成する日本屈指のテニスアカデミー

荏原SSCには、プロ選手およびジュニア選手の育成コースとして「テニスアカデミー」がある。これまでに、松岡修造、伊達公子、杉山愛など計30名近くのトッププロ選手を指導し、指導者を輩出してきた、国内におけるテニスの名門アカデミーとして認知されている。
現在、アカデミーの生徒数は高校生約25名、中学生約30名、小学生約30名(計約85名)。担当コーチは約20名。
ユースアカデミー(高校生)とジュニアアカデミー(小学1年生~中学生)に分かれているが、練習時間は体力面を考慮して、小学生と中高生で分けて行われている。いずれのアカデミーにも入会資格があり、規定以上の実力・戦績が必要になる。
当アカデミーの特長は主に5つ。

①専属コーチによる世界最新のきめ細かな指導
②テニスの勝敗よりも前に人間力の育成を重視
③試合練習によるランク分けで練習コートを決め、競争意識を高める
④多数あるインドアコートでの練習(全天候型)
⑤プロ選手育成の歴史・実績があり、グランドスラムへの道が明確

プロテニス選手育成荏原SSCが目指す“人としても立派な選手の育成”

アカデミーが大切にしている理念として、「テニス選手としてだけでなく、人間として優れ、すべての人から尊敬される選手を育てる」がある。
荏原SSC責任者で、テニス指導部部長笠原康樹氏によれば、「選手生活は長くても35歳までで、その先の人生の方がずっと長い。テニスを通じて豊かな人生を送れる礎を作ることが大事と考えます。挨拶や礼儀、相手を思いやる、道具を大切に扱うなど人として基本的なマナーや心を育てると同時に、テニス選手としても一流を目指します」と。
アカデミー卒業生の中には、世界クラスのプロ選手がたくさんいるが、選手以外でも、デビスカップ男子ナショナルチーム監督の岩渕聡氏、フェドカップ女子ナショナルチーム監督の土橋登志久氏、マリア・シャラポア選手の専属トレーナー・中村豊氏など、テニス界の各方面で活躍する人材が多くいる。医師や起業家として社会貢献している者もいるという。
また、卒業後10数年経ってから荏原SSCを訪問し、「アカデミーでの教えが人生に役立っている」「あの頃が一番充実して楽しかった」と語るOB・OGも少なくない。
コーチ陣はマネジメントやコーチング、スポーツ生理学などを積極的に学び、指導力を磨く。また、国際大会の現場で得た、最新の技術や知識をアカデミーにフィードバックする。コーチ間のチームワークを高め、全員で選手を育てる仕組みを構築しているのだ。これにより、選手一人一人の個性や目標、レベルに応じたきめ細かな指導・育成を実現している。