2024年12月16日
荏原製作所(以下:荏原)は、地方共同法人 日本下水道事業団が発注する岡山市の平井排水センター(以下:本機場)の雨水排水ポンプ更新工事を受注しました。
本機場は1979年に運用を開始し、40年以上地域を大雨による浸水から守る役割を担ってきましたが、設備の老朽化が課題になっていました。近年激甚化する自然災害などにより増加する水災害に対し、大型ポンプとポンプシステムを構成する機器を更新することで、ポンプ場の排水能力の確保を図り、雨水被害を軽減させることが期待されています。
今回の工事は以下を予定しています。
工事諸元 (抜粋) |
立軸渦巻斜流ポンプ(1500VLZM型) Φ1500mm✕318m3/min✕11m 立軸渦巻斜流ポンプ(1000VLZM型) Φ1000mm✕135m3/min✕11m |
各1台 |
工期 | 2024年10月26日~2027年3月18日 | |
施工場所 | 岡山市中区平井地内 |
荏原は雨水排水機場では国内トップのポンプ納入実績を持ち、現在も新設はもちろん更新や改造など多くのプロジェクトを遂行中です。荏原が掲げる長期ビジョン「E-Vision2030」では、「地球にやさしい社会、安全・安心に過ごせる社会インフラ、水や食べるものに困らない世界」を支え、「持続可能な社会づくりへの貢献」を目指しています。
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。
※ 文中の「○○○型」の表示は当社の機種記号です。