2025年03月06日
荏原製作所(以下:荏原)は、2025年3月20日(木)~22日(土)にパシフィコ横浜で開催される、第24回日本再生医療学会総会(以下:本イベント)に出展します。なお、荏原の本イベントへの出展は今回が初となります。
日本再生医療学会総会は、再生医療に関わる様々なステークホルダーが一堂に会し、あるべき再生医療を議論する場として開催されています。
荏原では、持続可能な社会の実現に貢献すべく、長年培ってきた流体制御技術や熱制御技術を活用し、培養肉をはじめとする細胞農業分野の培養プロセス装置開発を進めています。2024年からはハインツテック株式会社※と自動細胞加工装置の産業化を目指した共同開発プロジェクトを開始しています。本装置により、従来導入が難しかった単離ミトコンドリアなどの細胞内小器官や高分子化合物などを「短時間」「高効率」「高生存率」で細胞内に導入、または細胞から抽出することが可能です。
今回荏原は、本イベントの「最新技術紹介コーナー」にて、ハインツテック社と共同で自動細胞加工装置の実機展示とパネルによる紹介を行います。
【概要】
展示会名: 第24回日本再生医療学会総会(来場登録はこちら)
会期:2025年3月20日(木)~22日(土)8:30~17:30(最終日は15:00まで)
会場:パシフィコ横浜 ノース (ブースNo. B034)
出展品:自動細胞加工装置 ナノチューブ膜スタンプシステム(ハインツテック社との共同開発)
※ハインツテック株式会社
ハインツテックは2021年に設立された早稲田大学発スタートアップ企業です。「世界唯一の革新的な細胞加工ツール及びシステムを活用した高度な技術基盤を提供するプラットフォーマーとして、ライフサイエンス領域の研究機関や企業が目指す技術革新を支えることで、人・生物の健康と幸福を向上させる」ことを目指し、ライフサイエンスのコア技術となる、任意の物質を細胞内部へ導入または細胞内物質を抽出するためのツール・システムの開発・製造・販売、およびそれらを用いた研究開発支援事業を行っています。
自動細胞加工装置 ナノチューブ膜スタンプシステム イメージ
<h3><b>ー 荏原グループについて ー</b></h3>
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。
ご参考:「自動細胞加工装置の産業化へ向けた共同開発」を開始
本件や事業に関するご相談:bio-solution@ebara.com
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