掲載号: No. 263

荏原ベトナム 工場紹介

ベトナム工場を紹介

敷地面積28 680 m2を有し,カスタムポンプ製品を主力として生産している。生産された製品は,東南アジアはもとより世界各地へ広がっている。

ベトナム工場のあゆみ

1995年にカスタムポンプの生産・販売拠点としてEVPCの前身EHDを設立,1999年にハイズン工場稼働。

荏原ベトナムは,2016年5月にベトナムハイズン省に新たにポンプ工場をオープンし,その敷地内に本社を移転した。新工場建設の目的は,事業拡大に伴う生産能力の増強である。工場全体の敷地面積は旧工場の約3.5倍あり,カスタムポンプの生産拠点として稼働している。

EVPC製ポンプの紹介

今回,納入製品・施設紹介記事で紹介したCWX型などの鋳造ポンプの他,二相ステレンス鋼製缶ポンプを製作している。素形材に応じた最適な生産プロセスでのポンプ製作を実現している。

VX型

CX型

ベトナム国内に4拠点

5つの強み

1.鋳物製造からポンプの組み立て試験までを一貫して行う生産体制を構築。
2.ポンプの基本計画・設計・製作・システムエンジニアリング・据付・維持管理までの全ての業務を現地で実施。
3.プロジェクトベースの仕様に対する機械及び電気のエンジニアが複数名在籍。
4.ベトナム語/英語/日本語での対応が可能。
5.東南アジア各地にタイムリーにSVを派遣することができる。

これからの荏原ベトナム

ベトナムに拠点を構えてから約20年の間に同国で農業・かんがい事業をはじめ,上下水道・洪水対策向けなどに1 000台以上のポンプを納入した。また,ベトナム国内に留まらず多くの国と地域に2 000台以上のポンプを納入してきた。これまでの実績と顧客からの信頼を向上させるとともに,生産・供給体制をさらに強化していく。
荏原ベトナムで生産したポンプを世界中に広げ,荏原グループのミッション「技術で,熱く,世界を支える」ことを目指し,社会・産業・くらしを支えていくことに貢献する。

EVPCのHPはこちら
https://ebarapump.com.vn/en/

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