荏原製作所(以下:荏原)は、仙台市より西原雨水ポンプ場(以下:本ポンプ場)における大型ポンプ3台の新設工事を受注しました。
仙台市 西原雨水ポンプ場のポンプ設備工事を受注
1.背景とねらい
仙台市東部に位置する本ポンプ場は、浸水被害常襲地区の浸水対策として、平成27年より供用を開始しています。しかし、近年は東日本大震災に伴う地盤沈下と土地区画整理事業等による都市化の進展から、さらなる浸水被害の発生が懸念されるため、大型ポンプ3台を増設することで浸水被害の軽減に貢献していきます。
2.概要
工事諸元(抜粋)
工事諸元(抜粋) | 立軸斜流ポンプ(1800VZGE型) Φ1800mm×564m3/min×6.9ⅿ 立軸斜流ポンプ(1350VZGE型) Φ1350mm×324m3/min×7.0ⅿ | 1台 2台 |
工事期間 | 2025年3月13日~2027年3月31日 | |
施工場所 | 宮城県仙台市宮城野区港1丁目24-11、25-2 |
3.今後の展開
荏原は、雨水排水機場では国内トップのポンプ納入実績を持ち、現在も新設はもちろん更新や改造など多くのプロジェクトを遂行中です。荏原が掲げる長期ビジョン「E-Vision2030」では、「地球にやさしい社会、安全・安心に過ごせる社会インフラ、水や食べるものに困らない世界」を支え、「持続可能な社会づくりへの貢献」を目指しています。
ー 荏原グループについて ー
荏原グループは、長期ビジョンと中期経営計画に基づいてESG重要課題に取り組むことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値のさらなる向上を図っていきます。
※文中の「○○○型」の表示は当社の機種記号です。