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Japan

社長メッセージ

取締役 代表執行役社長 CEO兼COO
細田 修吾

グローバルエクセレントカンパニーとしてのもう一段の進化を目指して

荏原グループは2035年にありたい姿として長期ビジョン「E-Vision2035」を、そしてその実現に向けた最初の3カ年の計画である中期経営計画「E-Plan2028」を策定しました。

前中期経営計画「E-Plan2025」の最終年度である前期2025年度は、受注高、売上収益、営業利益のいずれも過去最高で着地し、5期連続での最高業績更新となりました。当該年度の各経営指標は、ROIC11.9%、ROE15.6%、営業利益率11.9%となり、効率性と収益性のいずれの指標においても前中計期間の目標を達成できました。2026年度は、受注高、売上収益はいずれも1兆円を超え、営業利益は1,250億円と6期連続の過去最高業績更新を見込むとともに、各種経営指標についても前期を上回る水準を目指します。

そのような状況の中、2026年2月に荏原グループは新たな長期ビジョン「E-Vision2035」を発表しました。2020年に「10年後の2030年にありたい姿」として策定した前長期ビジョン「E-Vision2030」は現時点まで概ね順調に進捗し、各種経済価値水準を前倒しで達成するとともに、企業価値の目安としていた時価総額1兆円規模を2025年度末時点で大きく上回る水準に到達しました。それを踏まえて、これまでの進捗と直近の事業環境の変化を考慮し、改めて、10年後の2035年にありたい姿として長期ビジョン再定義したものが「E-Vision2035」です。

「グローバルエクセレントカンパニーとして持続可能な社会の実現に欠かせない企業」になることを2035年にありたい姿として設定しました。スローガンである「Essential EBARA. Everywhere.」のもと、社会・環境価値の創出とそれを通じた経済価値の最大化を追求します。「流れを操る技術」「回転機械に関する技術」といったコア技術を基盤に持続可能な社会の実現には「欠かせない(Essentialな)企業」と認識される存在を目指してまいります。

そして、中期経営計画「E-Plan2028」の位置づけですが、事業拡大局面を継続しつつも、全体最適の思想をもって効率的かつ効果的なグループオペレーション基盤を構築し、10年後のありたい姿に向かって成長を持続的にする礎を築く期間、それが本中計期間の3年間です。単なる「成長局面」から、「成長を持続的なものとしていく局面」へと一段ステージが上がったと言えるかもしれません。そのような背景の下、この中計期間のテーマを「全体最適を通じた持続的価値創造の実現」としています。

持続的な企業価値向上のため、「E-Plan2028」の3カ年で成長投資2,600億円、基盤投資は600億円と、前中計期間以上の投資を計画しています。株主還元につきましては、連結配当性向35%以上をベースとしつつ、2028年度のROE18%以上の目標達成に向けた「適正な自己資本水準」への調整を目的に、自己株式の取得も継続的に検討してまいります。

荏原グループは、持続的な事業拡大を通じて中長期的な企業価値の最大化を図りグローバルエクセレントカンパニーとしてもう一段の進化を実現してまいります。

皆さまのより一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2026年3月

取締役 代表執行役社長 CEO兼COO
細田 修吾