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Japan

荏原グループのカーボンニュートラル

荏原グループが目指すカーボンニュートラル

荏原グループは、自社とバリューチェーンにおけるGHG排出量を低減することにより、
2050年にカーボンニュートラルの達成を目指します。

カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの全体像

  • 荏原グループは2050年にバリューチェーンにおけるカーボンニュートラルの達成を目指します。
  • 当社製品を通じて顧客のGHG削減をサポートし、カーボンニュートラル社会の実現に貢献します。

※ GHG:温室効果ガス、Greenhouse Gasの略称
※1:WBCSD: World Business Council for Sustainable Development 持続可能な開発のための世界経済人会議

バリューチェーンにおけるGHG排出削減目標

Scope1,2
2030年目標: 2018年比 55%削減(1.5℃水準)

※削減目標は、パリ協定の1.5℃水準目標と整合。2年以内にSBT認定(短期目標)の取得を宣言するコミットメントレターを2024年6月に提出済

※1.排出源の算定対象範囲の見直しを行い、これまで不算入だったグループ会社を基準年(2018年)に遡って排出量に参入。
※2.M&Aによる対象企業の追加などにより、基準年(2018年)に遡って排出量を修正。
※3.上記の排出量修正の上、目標は基準年(2018年)比で2030年に55%削減を維持。

排出削減の取り組み

  • エネルギーの効率的な利用・省エネルギー化の推進
  • エネルギー消費量の多い設備の適切なタイミングでの更新
  • 燃料の電化および再エネ電力調達の拡大
  • 太陽光発電設備の導入拡大
  • 代替フロンへの転換

▼太陽光発電設備導入事例

01. 荏原製作所藤沢事業所

藤沢事業所(神奈川県)の屋根にメガソーラーを設置し、稼働しています。

02. 荏原冷熱システム

中国煙台市にあるERSC(冷熱系企業)ではオンサイトPPAのグリーン電力を活用しています。

インターナルカーボンプライシング(ICP)

ICP価格を10,000円/t-CO₂と設定し、再エネ電力調達に係る環境価値の単価の指標として活用しています。

Scope3(カテゴリ11)
2030年目標: 2021年比 25%削減(WB2℃水準)

※Scope3全体の9割を占めるカテゴリ11を対象に2030年の削減目標を設定
※削減目標は、パリ協定のWell Below2℃水準目標と整合。2年以内にSBT認定(短期目標)の取得を宣言するコミットメントレターを2024年6月に提出済

排出削減の取り組み

  • 当社製品の高効率化
  • 顧客、サプライヤーエンゲージメントの推進
  • 部品調達時のミルクラン導入

顧客のGHG削減への貢献目標

1. 2030年目標:削減貢献量(WBCSDガイダンス参照) 4,300万トン削減

2023~2030年に販売した当社対象製品が、製品寿命期間中に削減することのできるCO₂換算量の累計

WBCSD Guidance on Avoided Emissionsの条件

  • Scope1,2,3のSBTを公表している
  • 化石燃料の探査、採掘、採掘および/または生産、流通、販売を含む活動に直接適用しない
  • リファレンスシナリオとの差分を示す

対象製品・サービス

  • 省エネルギー型建築・産業設備(ポンプ)
  • コンプレッサ&タービン等の流体機械の改造による高効率化(エンジニアドサービス)
  • 水道・農業用水向け高効率送水ポンプシステム
  • 廃棄物発電
  • バイオマス発電

2. 2030年目標:当社定義によるGHG削減量 1億トン削減

2023~2030年に販売した当社定義による製品が、製品寿命期間中に削減することのできるCO₂換算量の累計

当社定義によるGHG削減の条件

  • LNGプラントが当社製品を使用することにより、プラントの省エネルギーを実現できる
  • 半導体製造プロセスにおいて当社製品を使用することにより、地球温暖化整数の高いPFCs ガスを化石燃料で燃焼せずに分解除去することができる

対象製品・サービス

エキスパンダー

LNGプラントにおいて、LNGをタンクに貯蔵する際の余剰圧力のエネルギーを回収し発電することにより、LNGプラントの省エネルギー化に寄与

排ガス処理装置
  • 水素燃料を用いた燃焼式
  • フッ素固定式
  • 乾式 など

3. カーボンニュートラル社会の実現をサポートするビジネス創出

水素およびアンモニア向けなどGHG排出削減に貢献する製品・サービスの開発・提供により、
カーボンニュートラル社会の実現をサポートします

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