関連するSDGs
グローバル地域社会の発展への貢献
海外での活動
1. 畠山清二記念荏原基金 技術セミナー

当社の「地域社会とともに生きる荏原」という理念のもと、「畠山清二記念荏原基金」を設立し、東南アジアを中心に、荏原グループが事業で培っていた技術や経験を世界中の地域社会の発展に役立てるため、無償の技術セミナーを開催しています。テーマは治水、排水、水道、灌漑など「インフラ整備に必要なポンプ技術」となっています。また近年は冷凍機技術に関連した技術セミナー開催の要望に応えるため、冷凍機技術セミナーも開催しています。
さらに2015年より発展途上地域の大学の「研究・教育に使う最新のポンプが欲しいが予算がない」との声に応えるため、当社のポンプユニットおよびポンプのカットモデルを寄贈する活動を開始しました。


2. アフリカ・アジアの子どもたちに学校給食を贈る活動
2015年より本社および富津事業所、藤沢事業所、袖ヶ浦事業所の社員食堂において、2018年からは熊本事業所の社員食堂も加え、5事業所で「社食で社会貢献」活動を実施しています。社員が気軽に参加できる社会貢献として、NPO法人TABLE FOR TWO International/TABLE FOR TWOプログラム*1に参加、“ヘルシーランチを食べる”という寄付とマッチング寄付*2に取り組んでいます。
学校給食を支援することが子どもたちの就学率向上にも寄与しており、将来を担う人材の育成に繋がっています。
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これまでの寄付状況
2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 累計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
給食数(食) | 34,676 | 30,123 | 20,779 | 20,249 | 20,856 | 17,383 | 24,709 | 274,493 |
寄付額(円) | 693,520 | 602,460 | 415,580 | 404,980 | 417,120 | 347,660 | 445,910 | 5,551,590 |
- TABLE FOR TWOプログラム:メタボに悩む先進国と、食料不足に苦しむ開発途上国の2つの課題を同時に解決する活動。ヘルシーランチ1食購入につき20円の寄付金が開発途上国の子どもたちの給食1食分として贈られる。
- 食堂設置の寄付皿1枚(20円)につき、会社が10円、社員が10円を寄付する活動。
2020年度荏原グループ活動紹介記事 世界食糧デーキャンペーンに参加新しいタブで開く
3. アジアの子どもたちに「絵本を届ける運動」
日本の絵本に現地語の訳文シールを貼り、アジアの子どもたちに届ける運動を支援しています。全国の荏原グループ従業員が参加し、紛争や貧困のために学校に通うことができない子供や絵本を見たことがない子供たちのために、休憩時間や帰宅後など、それぞれ都合の良い時間に取り組んでいます。毎年春に実施していた活動を2018年度から「9月8日 国際識字デー」前に変更して実施。「絵本を届ける運動」と併せて、識字や教育について考える機会を提供しています。
2024年度に作業した絵本のタイトル
『おふねにのって』福音館書店『ダメ!』佼成出版社『きょうりゅうたちもほんがよめるよ』小峰書店『3びきのくま』福音館書店『じょうずな歯みがき』くもん出版
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収集・寄付活動実績/過去3年
寄 付 先 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
---|---|---|---|---|
古 着 | 日本救援衣料センター | 65.9kg | 134.6kg | 75.4kg |
わかちあいプロジェクト *10kg/箱で換算 | 340kg | - | - | |
余剰カレンダー・手帳 | マザーランド・アカデミー 日本災害救援ボランティア他 | 1,851冊 | 1,341冊 | 2,092冊 |
切 手(使用済) | おおた地域共生ボランティアセンター | 11.2kg | 5.6kg | 5.5kg |
「-」: 新型コロナウイルス感染拡⼤防⽌に配慮し、中⽌・延期となった活動
国内での活動
1. 事業所イベント
荏原グループでは、地域の一員として地域の皆様との交流も大切にしています。
各事業所主催のイベントは、荏原グループ関係者の他、地域の皆様にもご参加いただき開催しています。






2. 被災地支援活動
令和6年1月 能登半島地震
被災された皆様と地域の復興に役立てていただくため、義援金及び荏原グループ社員による募金活動で集められた義援金1,500万円を日本赤十字社等に寄付いたしました。
令和5年2月 トルコ・シリア地震
被災された皆様と地域の復興に役立てていただくため、義援金1,000万円、また、荏原グループ社員による募金活動で集められた義援金を日本赤十字社を通じて寄付いたしました。
令和2年7月豪雨
被災された皆様と地域の復旧・復興に役立てていただくため、義援金200万円、また、荏原グループ社員による募金活動で集められた義援金を熊本県へ寄付いたしました。
令和元年台風第19号
被災された皆様と地域の復旧・復興に役立てていただくため、義援金500万円、また、荏原グループ社員による募金活動で集められた義援金を日本赤十字社を通じて寄付いたしました。
令和元年台風第15号
被災された皆様と地域の復旧・復興に役立てていただくため、義援金200万円を千葉県災害対策本部へ、また、荏原グループ社員による募金活動で集められた義援金は日本赤十字社を通じて寄付いたしました。
荏原レスキュー
豪雨災害による浸水は広範囲に被害をもたらし、復旧作業はNGO団体やボランティア、地域の方々が行っています。しかし、現場での判断が各自に委ねられることが多く、復旧方法や費用、時間にばらつきが生じています。その結果、効率的な復旧が難しく、被災者の混乱や負担が増大しています。
このような状況を受けて、2022年に発足した「荏原レスキュー」プロジェクトでは、水害復旧に貢献する新しいビジネスモデルの構築を目指しています。今回、国立信州大学の中谷先生の監修のもと、「住宅における水害対応マニュアル」を制作しました。このマニュアルでは、日常の備えや被災後の応急処置、復旧工事についてイラストで分かりやすく解説し、チェックリストも提供しています。
荏原は、このマニュアルのデータ公開や冊子の寄贈を通じて効率的な復旧を支援します。また、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、企業価値の向上に努めています。
3. 「水と空気と環境の森」環境保全活動
神奈川県の森林再生パートナーとして、間伐や草刈りなどの森林保全活動を実施しています。この活動に参加した従業員・家族は、水生生物や山の植物について楽しく学び、水源涵養林の大切さ、森林を守る活動の重要性などについて理解を深めています。
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