品質管理・保証
山口 久美子
担当している業務
荏原では、半導体製造に必要な「オゾン水製造装置」という製品を作っており、私はこの製品について、正しく安全に製造されているか、できあがった装置が仕様を満たしているかの確認を行っています。もともと私は、一般事務の派遣社員として荏原で働き始めたのですが、データ入力の業務を行う中で、装置の試験結果がいつもと違うと何か気になり、「どうしてこうなったんですか?」と質問していきました。すると、次第に製造現場での部品調査や、製造装置の確認業務を任されることが増えていったのです。やがて、私の「なんか気になる」という感覚が品質保証では重要だということで、今の担当となりました。現在は正社員として勤務しています。
日々のやりがいやスキル習得の仕方について
知識の習得については、まずは「QC検定」という存在を知り、テキストを読んで「品質保証・品質管理とは何か」をイチから勉強しました。装置に関することは、ネットで調べてから設計部門や技術部門などの専門知識がある方に話を聞き、答え合わせをするというイメージで進めています。周りの方の協力もとても重要ですね。専門知識ゼロからのスタートで勉強することもたくさんありましたが、逆に知識ゼロだからこそ出てくる「なんで」が重要だったりもします。その疑問に向き合い、一つ一つ追求していくことが、この仕事の魅力だと思いますね。また、品証の考え方は日常生活においても役立つ視点なので、普段の買い物で選択を迫られたときなどにも有効活用できますよ。
これからやりたいことや、次世代を担う方々へのメッセージ
私は今後、品質管理のDXを担当することになっており、デジタル化やIT活用によって品質業務をより高度にできたらと考えています。デジタル化が進めばデータ分析もしやすくなり、品質不適合の防止などにもつながるでしょう。若い人に向けては、品証に必要なのは、「違和感に気づく力」と「違和感を放置しない姿勢」です。わからないことをわからないままにしない人、周囲と対話しながら答えを探せる人が品証では力を発揮します。そういったメンバーを増やしていきたいですね。製品の裏側を深く知り、全体を俯瞰して考えられるこの仕事は、本当にやりがいがあると思います。